10Dec
NFCメンバーにお伝えしている今週の私のトレード戦略は、ドル円(USD/JPY)・クロス円の押し目買いとしながらも、これまでずいぶん長い期間にわたって一方的なトレンドが続いているので、そろそろ調整の下落を警戒した方がいいということをお伝えしていました。
そして、大きな調整が入った際には短期的にその流れに乗って売りをかけることも書いていました。
今週はまさにその調整局面を迎えました。
ドル円(USD/JPY)もポンド円(GBP/JPY)もユーロ円(EUR/JPY)も日足のMAからの乖離が解消し、一度大きくMAを割り込むところまで売り込まれてから戻しが入り、結果としてMAに支えられた形になっています。
↓ドル円(USD/JPY)とポンド円(GBP/JPY)の日足チャート
私は、下落前にドル円(USD/JPY)の買いを入れていたので、この下落によって大きな含み損を抱えました。
下落の勢いが強いことを感じたので、損切りするか両建てをするかという検討をしたわけですが、今回はそのどちらもせず、新たにポンド円(GBP/JPY)の売りポジションをとりました。
今回の動きはドルだけが下落したわけではなく、他の通貨も円に対して下落しました。
つまり、相場が円高に動いたということです。
それであれば、動きの大きいポンド円(GBP/JPY)の売りをかけてリスクヘッジするというのはとても有効だと感じました。
すでにドル円(USD/JPY)で大きな含み損が出ている段階でしたが、下落の勢いが強い場合はポンド円(GBP/JPY)の売りをかければドル円(USD/JPY)よりもはるかに大きく下落する可能性が高いので、それで損失分を取り戻せるのではないかという計算です。
↓ドル円(USD/JPY)とポンド円(GBP/JPY)の1時間足チャート
結果としては、ポンド円(GBP/JPY)も大きく下落はしましたが、思ったほどではありませんでした。
ただ、その後の反転上昇局面でポンド円(GBP/JPY)の売りポジションはさっさと利益確定し、ドル円(USD/JPY)は買い増しをしたので、今回もトータルではプラスにもって行くことができました。
このように、仮に最初にとったポジションが含み損を抱えたとしても、複数のポジションをとってうまく損失を回避することができるのです。
いつもたった一つのポジションで勝負していたら、それで勝ち続けることには限界があります。
しかし、これまでに何度もお伝えしてきたように、複数のポジション、複数の通貨ペアで総合的に利益を取っていくことを考えれば、エントリー後に大きな異変があって含み損を抱えるようになったとしても、結果としてそれを利益につなげることができるということです。
ちなみに、今回ドル円(USD/JPY)は121円台から117円台まで4円ほど下落しています。
117円台で押し目買いができた方はかなりの含み益になっていますね。
これはクロス円全般にも言えることです。
今週のトレード戦略であるドル円(USD/JPY)・クロス円の押し目買いがうまくできた場合、かなりの利益が取れたのではないでしょうか。
私も、もし最初の含み損のポジションがなければ、118円台でとったドル円(USD/JPY)の買い増しポジションはもう少し利益を伸ばせたのではないかと思っています。
リスクヘッジのためのポジションとしてとったので早めに利確したのは仕方ないですが、、、。
とりあえず、トータルでプラスにもっていけただけでよしとしておきます。
今回のような調整の下落を大チャンスとして大きな利益につなげられるようなトレーダーになれたら最強だなと思います。
私もまだまだ修行が必要です。
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