22Dec
FOMCの結果を受けて上昇したドル円(USD/JPY)ですが、先週金曜日の深夜に大きく下落しました。
60pipsほどの下落ですね。
私は、このタイミングでドル円(USD/JPY)のポジションを決済してしまいました。
ドル円(USD/JPY)はその後レンジに入って、若干上がったところで終値を迎えました。
週明けはこのまましばらく下落していくかもしれませんし、逆に、上昇して元のトレンドに戻るかもしれません。
仮に下落したとしても、100円を割って行くような深いものではなく、しばらくしたらまた上昇に転じるだろうと思います。
では、私はなぜ決済したか。
それは、このポジションは最初からFOMCの結果を受けた上昇が落ち着いたら決済しようと思っていたからです。
もちろん、利益がのばせるようならできるだけのばしたいとは思っていましたが、調整に入るようなら決済してまた出直そうと思っていたのです。
もし、このポジションを長期的なポジションとして持ち続けていこうと思っていたなら、これくらいの下落では決済しなかったと思います。
長い目で見たら今後はドル高円安の方向というのは間違いないでしょうから、ここでとったポジションを長期的に持ち続けるというのもいいと思います。
それであれば、当分の間は損切りラインをあまり上げずに持ち続けるのがいいでしょうね。
今回同じようにエントリーしたポジションを、翌朝の段階で利益確定した人もいるでしょうし、私のように週末まで持ち続けて利益確定した人もいるでしょうし、まだ決済していない人もいるでしょう。
どこで決済するかは、ご自身がそのポジションをどうとらえるかによって変わってくるということですね。
ちなみに、私がお伝えた通りにトレードをしてリミットをかけて決済されたNFCメンバーのみなさんは12万3,000円の利益をとり、その後もポジションを持ち続けた私は9万円の利益です。
どちらがよかったでしょうか。
私は、どちらの選択も正しかったと思います。
12万3,000円の利益をとった方は、最初から短期のトレードのつもりだったからリミット設定をしたのです。
そして、私は中期的なトレードのつもりだったからリミット設定はせず、その後の動きを見守ったのです。
トレードスタンスが違っただけのことです。
私の場合はFOMCのあとである程度動きが落ち着いてからもポジションを持ち続けたわけですから、場合によってはもっと大きな下落に見舞われて利益がもっと少なくなった可能性もありますし、逆に、大きく上昇してもっとずっと大きな利益を取れた可能性もあります。
ですから、結果としては今回はもっと早く決済した方がよかったわけですが、それはあくまでも結果論であって、トレード判断としてはどちらがよかったかはわかりませんね。
私は今回たまたま9万円の利益で終わったというだけのことです。
「あぁ、あの時に決済しておけば、あと3万円くらいは利益が取れたのに、、、。」と考える人は、FXで勝ち続けることはできないと思います。
そういう考えになると、決済は早い方がいいということになり、せっかくの利益を伸ばせる場面の際にも、小さな利益で終わってしまいます。
そうなると、今度は「あぁ、あの時に決済しなければあと3万円くらいは利益が取れたのに、、、。」と考えて、次は決済が遅れるわけです。
どこまでいっても大きな利益を取れないという負のスパイラルに入り込みます。
ですから、自分が立てたシナリオ通りに相場が動いて利益を生んだ場合は、あとで「あのときこうしておけば、、、。」というようなことを考えてはいけないと思います。
もちろん、トレードで失敗した場合は反省する必要がありますが、たまたまその後の相場がこう動いたから利益が減った、というのはごくごく当たり前のことですから。
最初に立てたトレード戦略からぶれないということが大切ですね。
同じように相場を想定して同じところでエントリーしても、そのポジションをどのような位置づけでとらえているかによって、このように結果が違うというのがFXの面白さだと思います。
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